DIRECTOR DIARY/ディレクターダイアリー

春の日差しが心地よいローマコロッセオ

こちらはローマで最も有名な古代建築の一つであるローマコロッセオです。フラウィウス円形闘技場「Amphitheatrum Flavium」が当時の正式名称であったコロッセオは、紀元80年ローマ皇帝ティトゥス帝の時代に完成した円形闘技場です。約5万人が収容できた闘技場は、約360年間にわたり様々な催しが開かれていました。一日のなかでさまざまな表情を見せる古代の遺産、コロッセオ。この日は突き抜けるような青空によく映えています。 あなたの地域ではどんな空が広がっていますか?
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Al Conte Ugolino da Marinoのパッケリ

ミラノで開催されるナラカミーチェのショーの後に通う馴染みのお店。ナラカミーチェのデザイナーや各地域のディストリビューターたちと一緒に食事をする恒例のレストランだ。メニューはトマトとなすのパッケリ。大きな穴の開いた形状のパスタはマカロニを大きくしたような形で歯ごたえがあり濃厚なソースと相性抜群。一説によると、パッケリの名前の由来はお湯に入れるときやお皿に盛りつけるときに、平手打ちをしたような音が出ることからイタリア語で「平手打ち」を意味する「pacca」とされている。
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物語の刻まれた扉

これはミラノのドゥーモに設置してある5枚あるブロンズ製の扉の内の1枚である。扉の彫刻は素晴らしく扉にはそれぞれ名前が付けられている。最も大きい扉はルドヴィコ ・ ポリアーギ(Lodovico Pogliaghi)作の『聖母マリアの生涯』と呼ばれる扉であり、聖母マリアの生涯がドラマチックに刻まれている。扉の目の前に立つとその迫力ある大きさと精巧な彫刻に目を離すことができない。
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狭く歴史的なミラノ・サンタマルタ通りでの1枚

イタリア語で「パラッツォ」と呼ばれるこのようなビルがミラノの街並みを形成しており入り口には写真のような大きな扉がついているものが多い。高い天井の先に続く中庭は光が当たり鮮やかで美しい。
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春のミラノの街かど

地下鉄Cairoli駅近くで見かけたきれいな花をつけた木をとらえた一枚。モクレンの一種だろうか…日本の桜を思い出すような色合いに思わずカメラを向けた。春先のミラノは、まだ肌寒い日も多いが陽が出て天気がよく、お散歩にぴったり。
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ミラノ観光なら訪れたいPalazzo Marino

現在はミラノ市庁舎として使用されているPalazzo Marino(マリーノ宮)。ジェノバの銀行家トンマーゾ・マリーノが、ヴェネツィア貴族のアーラ・コルナーロのために建てたと言われている。しかしながら国の没収を受けて未完のままとなった経緯をへて、市庁舎になっている。スカーラ広場にあり、後ろには有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ像も。ミラノ観光の際はおすすめしたいスポットの一つ。
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南イタリアのカラフルな食器

イタリアのレストランでもよく見かける、ポップでカラフル、見ているだけで楽しくなるような食器はほとんどがアマルフィ海岸で生産されている。ミラノの陶器屋さんにも並んでいることが多く、お土産の発掘をしたくなる。食器はもちろん、インテリアに取り入れたいフラワーベースなども。
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通りがかりの建物も美しい

名前もわからない教会、偶然前を通りかかって青空と建物の白のコントラストがあまりにも美しく、思わず立ち止まってシャッターを切った。歴史を感じさせながらも、新しいデザインのインスピレーションにもなる建築物が多く、ミラノの街並みは目的地を決めずに散策するのも楽しい。
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創業84年の老舗ピッツア専門店

1935年から続くピッツァ専門店『Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana (ジーノ ソルビッロ アーティスタ ピッツア ナポレターナ)』。ナポリピッツァ界のカリスマと呼ばれるジーノ・ソルビッロ氏のお店で、行列嫌いのイタリア人も長蛇の列をなすほどの人気店。特徴はやはりナポリピッツァらしいやわらかい生地だ。トマトソースにモッツアレラチーズのシンプルだからこそおいしさが際立つ一枚に舌鼓。
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ミラノの日常にバイクあり

建物の雰囲気がよく、青空とのコントラストがきれいでふいにカメラを構えたこの場所。自転車以上にミラノの街中でよく見かけるのが、バイク。通勤も車やバイクでという方が多いのは、電車やバスがなかなか時間通りに来ないからだとか。なんともイタリアらしく、微笑ましいエピソード。
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季節の食材を楽しむ、ミラノのレストラン

シーズンごとにミラノで催されるナラカミーチェのショーのあった夜は、毎回こちらAl Conte Ugolino da Marinoに集まって食事をいただく。メニューがなく、お店の方がその日のおすすめを口頭でご説明くださり、いつ訪れてもわくわくするディナータイム。写真は、海老とアーティチョークを使った一皿。アーティチョークは11月から3月頃まで、まさに今が旬の食材。
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ミラノでも大流行!シアトルコーヒーの体験型店舗

昨年オープンしたばかりのスターバックスリザーブ(R)ロースタリーのミラノ店にて。オープン前から、”シアトルコーヒーはイタリアのコーヒー文化には合わないのでは?”と物議を醸していたが、取り越し苦労だったのか店内はお客さんでいっぱい。エンターテインメント性の高い内装はミラノの人々にも大人気!イタリア人らしくフードはピザが好評のよう。
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ファッションピープル御用達、ミラノの10 Corso Como

モードの街ミラノを代表するお店、10 Corso Comoの中のカフェ。併設のセレクトショップは世界中から厳選された一流のアイテムをそろえる。アートや建築、デザインなどの専門書が並ぶ書籍コーナーがあったりと、ファッション系の仕事をしている人なら必見といわれているスポットだ。いつ訪れても最先端のファッショントレンドを肌で感じることができる、お気に入りスポットのひとつ。
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モードの街ミラノを象徴する”Via Monte Napoleone”のナラカミーチェ

世界のファッションをリードし続けるミラノの中でも、トレンドの発信地として知られる”Via Monte Napoleone”(モンテ・ナポレオーネ通り)。多くのブランドの本店が軒を連ねるこの通りにナラカミーチェも店舗を構える。道端にはずらりと高級車が並び、最新のファッションを身にまとったイタリアの男女が行きかうこの通りで、スタイリッシュなシャツを発信し続けている。
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ミラノでは珍しい、緑に覆われた建築

ドゥオモやスカラ座に代表されるような、石造りの建物がミラノの象徴。しかし近年では、積極的に街での植樹が進められ、緑豊かな風景も見かけるようになってきた。写真は街中のマンションの外観。重厚感や歴史的風情を残しながら、モダンな建築と緑が融合されている様子は、ファッションで伝統と革新を融合させるときに通ずるものがあると感じた。
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Pinacotera Brera(ブレラ絵画館)の中庭

ミラノのブレラ絵画館には、14世紀から16世紀ごろのイタリアの宗教絵画が数多く集められている。館内の名画の数々はもちろんのこと、この中庭からみるブレラ宮の重厚感も見どころの一つ。同じ敷地内の絵画学校に通う学生たちの姿もあり、現代アートや未来のイタリア絵画にも期待がふくらむ。
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ミラノ散策の新定番・レンタサイクル

近頃街中でよく見かけるこのレンタサイクル。旅行者も利用できるため、移動時間に余裕ができたときは利用することも。ミラノの美しい街並みを自転車で走れば、暮らしているような雰囲気を味わえる。レトロでかわいらしいカラーリングも、色彩にこだわりのあるイタリアならでは。
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Teatro alla Scala(スカラ座)を臨む

伝統あるイタリアオペラ界の最高峰とされるスカラ座。外観はシックでシンプルだが、実はこの外観からは想像ができないほど豪華な内装になっている。オペラ鑑賞には勇気がいる、という場合には、内部の見学もおすすめ!とミラノを旅する知人にも伝える場所だ。
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元気の源になる、ミラノのお花屋さんのディスプレイ

ヴィヴィッドなカラーリングが目を引く、ミラノのお花屋さんのウィンドウの前で思わず立ち止まった。"きれいなもの"が大好きなミラノの人々。花もその生活に欠かせないエッセンスの一つ。
ぱっと気持ちを明るくしてくれるような鮮やかな色合い、そしてこぼれんばかりの花びらの美しさは、シャツやブラウスのデザインの参考にも。
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お気に入りのマスクを見つけてVenezian気分に浸る

1162年頃から続く伝統的なお祭り「ベネチア・カーニバル」の目玉でもある仮面、ベネチアンマスク。狭いところに多くの人々が暮らすベネチア。カーニバルのときだけは、身分にかかわらず平等に楽しめるようにと、素性を隠すために仮面が使われてきた。
ベネチアの街には、100軒を軽く超えるベネチアンマスクのお店がある。きらびやかで美しい仮面は種類が豊富で、記念のお土産としても人気。
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何気ない風景にもうっとりしてしまうVenezia

ベネチアの街にたたずむお花屋さんの軒先越しに、運河をとらえた一枚。実はヨーロッパ有数の花の生産地であるイタリア、ひとたび街を歩けばお花屋さんを見つけるのは難しくない。風景から歴史を、店先に並ぶ色とりどりの花からは季節を感じられ、つい見たくなる光景の一つ。
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絵画のように美しいVeneziaの夕暮れどき

時間によっていろいろな表情を見せるベネチアの風景。中でも夕刻はマジックアワーと言われ、格別に美しい。空がオレンジ色に染まっていき、中世のたたずまいを残したベネチアを包み込む様は、シャッターを切らずにはいられない。どこか哀愁を感じるのも風情があり、お気に入りの理由だ。
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Veneziaの運河沿い、夢のようなロケーション

水の都ベネチア。世界中を見渡しても珍しいこの水上の街はいつ訪れても映画の中に入り込んだような気持ちにさせてくれる。
街中に小さな運河が張り巡らされているため、ホテルを一歩出ればこの景色。趣きのある建物の色合い、橋を行きかう人の流れ…眺めているだけでも楽しく、なにかと忙しい出張中でも欠かせない時間だ。
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さまざまなデザインのシャツ・ブラウスが生まれる場所

イタリアのものづくりの中心地であるサンタ・マリア・ディ・サーラにあるナラカミーチェのアトリエ。熟練の技術者たちの手によって美しく、着心地のいいシャツ、ブラウスの数々が生み出されている。
ここで活躍しているのが「モデリスト」と呼ばれる、知識と経験豊富なスペシャリスト達。デザインから生産過程、創造を統括し、工夫に工夫を重ねる姿にはいつも刺激をもらっている。
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食事の気分を上げるテラス席

アトリエ近くのピザ屋さんの外観。イタリアの人はテラス席が大好き、というのはよく聞く話。このレストランも例に漏れず外にも席があるので、軽く食事をしてエスプレッソ、という利用の仕方をしている人も多いようだ。
青い空を眺めながら、美味しいピザを頬張る。想像がふくらみ、またこのレストランへ足を運ぼうと心に決めた。
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あっという間に完食してしまう、"Moyosotis"のピザ

商談の合間にナラカミーチェのデザイナーとパタンナーと共に訪れた、アトリエ近くのピザ屋さん。シンプルに見えるミックスピザだが、一つ一つの素材の味が際立つ。
イタリアではピザは一人一枚が基本。初めは驚いたが、あまりに美味しく気が付けば食べ終えてしまう。
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イタリア流、食卓でのおもてなし

ナラカミーチェの創業者の家族に自宅に招かれた際の一枚。きれいな色のテーブルクロスと紙ナプキンは、お客様を食事でもてなすときには必須だとか。
この紙ナプキンのオブジェは「友人の手作り」と紹介してくれた。最高級のオリーブオイルの産地として世界的にも有名な南イタリア・プーリア州産のオリーブとのカラーコーディネートにも美意識を感じる。
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歴史と品格を感じるコレクション写真の数々

ナラカミーチェのシャツを生み出しているアトリエは、イタリアの工業都市ヴェネト州サンタ・マリーア・ディ・サーラにある。写真はそのアトリエの廊下。歴代のコレクション写真がずらりと並んでいる。
美しいシャツ、ブラウスの原点と変遷を感じることができ、ここを通ると文字通り襟を正す思いとなる。
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イタリアンライフスタイルに欠かせないカプチーノ

コーヒーを飲むことは、イタリア人の生活の大切な一部分であり、重要なひと時となっている。イタリアのコーヒーといえばエスプレッソが有名だが、午前中にはカプチーノをの飲む人が多い。こちらは工場近くのレストランでいただいた一杯。まろやかな口当たりと、ほっこりするスマイルのアートに癒される。
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ヴェネツィア街歩き

ヴェネツィアの街を散策中、目に留まった民家の風景。赤レンガの壁、白い石の窓枠にマットな黒格子窓、純白の花…。
街全体が映画の世界に飛び込んだかのような空気感に包まれていて、何気ない日常の風景だが、不思議と絵になる。空き時間が少し出来たらいつも街歩きを楽しむ、大好きな街だ。
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Pizzeria Ristorante Myosotis(ピッツェリア リストランテ ミオソティス)のカルボナーラ

ナラカミーチェのイタリアオフィス近くにあるピザレストランでの一枚。土地柄、観光客も少なく、地元の人たちに愛されるあたたかなお店。
イタリアでの打ち合わせ時にはいつも通う馴染みのお店は、どのメニューもおいしく、店内の内装もかわいらしい。ピザが人気なのだが、パスタもおすすめだ。写真は大好きなカルボナーラ。
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Bar Scudieri(バール スクディエーリ)でカフェ

イタリアではバールに訪れることが生活の一部とも言える文化がある。街中にはたくさんのバールがあり、人々がコミュニケーションを楽しむ空間となっている。
この写真は、ドォーモ広場・サンタマリア・デル・フィオーレのすぐ近くにあるBar Scudieri(バール スクディエーリ)。歴史ある人気の老舗バールだ。
お気に入りのバールを探す事が、イタリアを訪れるたびの楽しみの1つになっている。
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ローマの伝統的な料理“ポルケッタ(porchetta)”

日本ではあまり見かけないが、イタリアの市場やパーティーなどではしばしばポルケッタ(porchetta)と呼ばれる子豚の丸焼きを見かける。さすが食の宝庫と言われるイタリアだ。
こちらはフィレンツェの中央市場での一枚。古代ローマの頃から食べられていたといわれており歴史を感じる。
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"Scuola del Cuoio"で職人技に見とれる

Scuola del Cuoio(スクオーラ ディ クオーイオ)はFirenzeのサンタクローチェ教会に併設されているレザー職人学校。日本ではあまりみられない、革職人のデモンストレーションが公開されている。
伝統的な職人技で、少しずつかたちになっていく革細工、その様子が面白く、時間を忘れて見入ってしまった。
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素敵な生地を求めて・・・

この日はナラカミーチェシャツに使用する生地サプライヤーのオフィスへ。Firenze郊外のオフィスには、こだわって作られた生地がたくさん並んでいる。
これらの生地の中から次のシーズンに向けて生地を選んでいると、こんなシャツ、ブラウスがあったら素敵だなとイメージが湧いてくるくることもしばしば。。。
ここを訪れる時間はいつもとても楽しく大切な時間となっている。
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Lungarno 23でキアニーナ牛

Firenzeのアルノ川沿いにあるキアニーナ牛がリーズナブルに食べられるカジュアルなお店、Lungarno 23キアニーナ・ハンブルゲル&カフェ。
フィレンツェで人気のキアニーナ牛だけを使用した、超高級ハンバーガーが有名なお店だ。
写真はハンバーガーと合わせて人気のキアニーナ牛のメニュー(左からキアニーナ牛のマリネ、ローストビーフ、カルパッチョ)とてもおいしく、また行きたいお店となった。
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圧巻のラインナップをそろえる店舗

Firenze中心部Piazza della Signoria(シニョリーア広場)にあるナラカミーチェの店舗。
シャツ・ブラウスがずらりと並ぶ店舗ディスプレイは圧巻。日本でも、たくさんのバリエーションのシャツを展開しているが、イタリアの店舗はまた違った空気感があり、いつも刺激をうけている。
一歩足を踏み入れると、また新たなシャツを着たくなって、いつもわくわくしてしまう。
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花のある暮らし

最後の晩餐で有名なSanta Maria delle Grazie(サンタ マリア デッレ グラツィエ教会の近く)のFioreria(フィオレリア:花屋さん)ミラノでは、こういった街頭でのお花屋さんをいたるところで見かける。
なにげない街頭にお花屋さんがあると街の雰囲気が華やかになり、ほんのりといい香りが漂い、そばを通るだけでも気分をあげてくれる。
ナラカミーチェのイタリアコレクションにも毎シーズン華やかなフラワープリントがあり、こういった、花が身近にあるイタリアの文化が、デザインへとつながっているのかもしれない。
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Ristorante Vento di Sardegnaで楽しい時間を

地元の方もおすすめするサルディーニャ料理のレストラン。
ローマの西南に位置する自然豊かなサルディーニャ島は、海の幸、山の幸の両方に恵まれ、食の宝庫として有名である。
おすすめは生のスカンピ(手長海老)、ガンベリ(海老)。トリュフ乗せの海鮮パスタも美味でお気に入りの一品。
友人と訪れても、いつも喜んでもらえる大好きなお店
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“L'Italia vista dalla moda 1971-2001”を訪れた

ミラノ ファッションウィークが開催された時期(2018/2/22-5/6)にイタリアを訪れた際、
イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)の設立60周年を記念にイタリアンファッションの歴史を振り返る『Italiana. L’Italia vista dalla moda 1971-2001』展へ足をのばしてみた。
展示を通してイタリアンファッションがますます好きになり、次のシーズンへの良い刺激となった。
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リアルト橋近くトラットリア”Trattoria alla Madonna(トラットリア アッラ マドンナ)”

クモガニのサラダやイカ墨のスパゲッティなど、ベネチア郷土料理を楽しむことができるお店。
有名老舗トラットリアで地元の人や観光客で賑わっていて入り口近くにはショーケースがありその日のおすすめの新鮮な魚がたくさん並ぶ。
ショーケースから選んで好きな調理法でオーダーするのもおすすめ。
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新鮮な野菜やフルーツが並ぶVeneziaのリアルトマーケット

イタリアではスーパーの野菜よりも産地直送のマーケットが新鮮でリーズナブルなものが多いため地元の人で賑わっている。
色とりどりのカラフルな野菜やフルーツやイタリア料理用のスパイスは見ているだけでも楽しめる。
手前に映るのはアーティチョークというイタリアを含む地中海沿岸諸国では身近な食材でサンドウィッチや様々な料理に使われる。
日本ではあまりみない食材などイタリアの現地の生活を垣間見れるスポット。
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Veneziaの切り売りピザのお店”Rizzo(リッツォ)”

目にもおいしい色鮮やかなピザが並ぶショーウィンドウがイタリアらしい
Pizza al Taglio(ピッツァ・アル・ターリオ)と呼ばれている、大きな四角い形をしたピザを全てg単位の量り売りで、自分の好きな大きさのピザを注文することができる
地元ではこのピザをファーストフードのように食べ歩きするのがメジャー
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建物を飾っているファサード(建築物の正面)が圧巻なFirenze”サンタマリアノヴェッラ教会”

ルネッサンスの建築家、レオン・バッティスタ・アルベルティにより設計されたフィレンツェ中央駅のすぐそばにある教会
中のステンドグラスや芸術品はもちろん、夜のライトアップされた美しいファサードも見ごたえがある。
近くにある世界最古の薬局として有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、この教会の修道士たちが教会後の広大な土地を使って薬草を栽培し薬、香油、軟膏などを作ったのが始まり。
創業から400年間変わらない手法で製造している化粧品に石けん、香水などは日本でも人気でお土産にもおすすめ
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ノスタルジックな夕暮れがきれいな”Firenzeアルノ川”

ファルテローナ山を水源としてフィレンツェを横断するように流れるアルノ川に架かる1345年完成のフィレンツェで最も古く世界でも有名な橋Ponte Vecchio(ポンテヴェッキオ)から眺める夕暮れの景色はノスタルジックで美しい
奥に映るPonte Santa Trinita(サンタ・トリニータ橋)を上流のPonte Vecchio(ポンテヴェッキオ)から撮影した美しい風景はフィレンツェのおすすめ撮影スポット
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イタリア最大の貿易港 Genova(ジェノヴァ)の港

11世紀中ごろより海洋都市国家「ジェノバ共和国」とし繁栄し,港町の雰囲気が残る街に見られる古い建物の多くは、この時代の貿易商人や貿易で富を得た貴族達の華やかで豪華な館が多くある。
アメリカ大陸を発見した探検家「クリストファー・コロンブス」が生まれた場所とも言われており、彼に纏わるスポットがたくさん点在している。
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フィレンツェの代表的シンボル 大きな時計塔が目印のPalazzo vecchio(ヴェッキオ宮殿)

フィレンツェ共和国の政庁舎として1314年完成し、イタリア王国の国会議事堂にもなり、現在はフィレンツェ市庁舎として使用されている。
会議場だった五百人広間の両壁にはヴァザーリによる「ピサ攻略」「シエナ攻略」の大作の絵が飾られている。
同じ場所にレオナルド・ダ・ヴィンチによって「アンギアーリの戦い」という未完で幻の絵画が描かれていたが、ヴァザーリは手前にもう一枚壁を作り今に残るフレスコ画を描いたといわれている。
一番手前のフレスコ画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」には、小さく「CERCA TROVA(チェルカ・トローヴァ)」=(「探せ、真実は見つかる」の意)というメッセージが書かれている。
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ゴンドラが行きかうロマンチックな世界遺産 ”水の都ヴェネツィア”

運河と迷路のような水路が入り組む美しい街並みの水上都市で、車は入ることができず、主要な交通手段は船である。
水に浮かぶ街はとても美しく、特に夕日の落ちる時刻の美しさは格別
「ヴェネツィア・カーニバル」が毎年2月末から3月初めまでの2週間に渡って行われる。
幻想的な仮面ときらびやかな衣裳に身を包んで仮装した人々が行き交うカーニバルはまるで中世にタイムスリップしたかのような不思議な雰囲気に包まれる。
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ローマの細い石畳の横道を抜けると、突如として現れる壮大な噴水”トレヴィの泉”

有名な観光名所のひとつで、大理石の間を流れ落ちる水は歴史的な街の雰囲気に風格をつけ加えている。
中央に水を司る海神ネプチューン(ポセイドン)、左に豊饒の女神ケレス(デメテル)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)がそびえる巨大なバロック彫刻の傑作である泉に背を向けてコインを1枚投げると再びローマに来られるという伝説がある。
かつてこの泉が石灰のないローマ一美味しい飲み水として使用されていた頃、少女たちは戦に旅立つ恋人に誠実さの証としてコップに汲んで飲ませてから割ることで、未来の幸福への願掛けをしたとも言われている。
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本場ローマのカルボナーラが味わえる”Hostaria Da Pietro(オスタリア ダ ピエートロ)”

ローマの生地サプライヤーのオーナー夫人おすすめの素敵な地元の雰囲気が漂っているお店で、本格的なローマ料理を味わえる。
卵やパンチェッタの濃厚なパスタに、炭になぞらえたコショウをふんだんにかけたカルボナーラはローマが発祥。
カルボナーラはもともと炭焼人 (Carbonara) がパスタを作ったら「手に付いた炭の粉が落ちてこんな風になるのではないか」という想像から作られたとも言われてている。
雰囲気のある小道に面したところに隠れたお店は暖かい時期は屋外テーブルで美しい街並みを見ながら料理を楽しむこともできる。
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コモ(Como)の生地サプライヤーで使用されているカラーカード

紙のカラーカードが一般的だが、実際の生地の上にプリントをすることでより具体的なカラーの発色や色味を確認している。
NARA CAMICIEの特徴でもあるイタリアならではの色彩色豊かできれいなカラーは、生地による発色の違いも踏まえて様々なカラーの中から厳選して生み出されている。
これからもイタリアらしい色鮮やかな生地から生まれるシャツブラウスを楽しみにしたい。
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ミラノで地元の人が集う場所"Osteria del Gambero Rosso (オステリア デル ガンベロロッソ)"

GAMBERO ROSSO ”赤エビ”という意味の店名のとおり、魚介とピッツァが自慢のお店。
ピアノが置いてあり、雰囲気がある店内でミラノの郷土料理が味わえる。
魚介をふんだんに使ったパスタやピッツァはもちろん、真っ白でつるんとした生地にナイフを入れると、トロリとモッツァレラ系のチーズが流れ出し、さっぱりとしながらもリッチでクリーミーな前菜”Burrata (ブッラータ)”もおすすめ。
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ミラノのドゥオモ広場からスカラ座へ通じるアーケード”ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア”

中央の十字路部分はガラスのアーケードに覆われ、高い天井から差し込む光が美しい。
天井付近のフレスコ画は人の女神を主題とした、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、アメリカ、東西南北の4大陸を表現しており、足元は中央にイタリア王国の紋章、ミラノ(赤の十字)、トリノ(牡牛)、フィレンツェ(アイリス)、ローマ(SPQR)の紋章のモザイクがある。
トリノが一時的にイタリア王国の首都になりイタリア統一への中心地となったことから、その紋章にかかとを当てて1回転すると幸せになれると言われている。
NARACAMICIEのショップもある華やかで煌びやかなショップが並ぶアーケード街は東京ディズニーランドのワールドバザールのモデルになったといわれている。
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ミラノ ドゥオモの近くにある老舗洋菓子店 Giovanni Galli(ジョヴァンニ ガッリ)

ミラネーゼに昔から愛される老舗の洋菓子店の歴史を感じさせる店内には、ひとつひとつ丁寧に作られたおいしそうなお菓子がずらりと並ぶ。
一品一品が丁寧な手作業で作られ、創業当時からその品質の高さには定評があり、1942年にはサヴォイア王室御用達の「上皇資格認定書」が授与された。
おすすめのマロングラッセは、昔から変わらないレシピで作られ、保存料なし。大粒のマロングラッセは、しっかりとした甘さと栗の風味が豊かな気分にさせてくれる。
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ミラノの街の中心でありシンボルとなっている大聖堂“ドゥオモ”

ミラノの中心部、ドゥオモ広場の中心にたたずむ、ミラノを象徴するゴシック様式の教会で、正式名称は「サンタ・マリーア・ナシェンテ教会」“生まれつつある聖母のための教会“という。
荘厳さと威厳に満ち溢れたこの大聖堂は、ミラノ公国の領主だったジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命によって、聖母マリアに捧げるために1386年に着工開始し、度重なる戦争のために建設は何度も中断されたが、イタリアに侵攻してきたナポレオンの命によって、400年以上の時を経て、1813年にようやく完成した。
135本の尖塔、2245体の彫刻との融合美はまさに圧巻。
排気ガスなどで傷んだファサードは大規模修復工事がされ、現在では従来の美しさを取り戻した。
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昔の街の姿に想いを馳せることができる場所ミラノ ナヴィリオ地区

1900年代初めまでミラノとまわりの町をつなぎ人々の生活にかかせないものとして物品の運搬に使われていた運河
現在では運河のほとんどが埋め立てられているが、ミラノの南部にあるナヴィリオ地区には当時の運河の一部が残されている。
老舗のバーやカフェだけでなくおしゃれなレストランやカフェも立ち並び、毎晩遅くまでにぎわっている。
また新鋭デザイナーのアイテムが揃うセレクトショップや古着のショップも並びショッピングも楽しめるため、お洒落なミラネーゼたちにも人気のスポットとなっている。
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ミラネーゼに愛されるジェラート店”Chocolat(ショコラ)”

イタリアで日常的に好まれているスイーツ「ジェラート」ミラノで大人気のチョコレート店で、ショップとバールに加えてジェラテリアのコーナーを設けている。
チョコレートをメインにするお店ならではのオレンジチョコレートやカプチーノチョコレート、シナモンチョコレート、チョコレートをベースにしたジェラートだけでも10種類以上あり、チョコレート好きにはたまらない品揃えが魅力的。
おすすめはCiocolata fondente(チョコラータ フォンデンテ;ビターチョコレートジェラート)冬場は濃厚なCiocolata calda(チョコラータカルダ;ホットチョコレート)が体を芯から温めてくれる。
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ミラノCadorna(カドルナ)駅前の広場。

巨大な針と糸、そして地面を布に見立てたモニュメントが目を引く。『パブリックアート・インスタレーション』で有名な彫刻家クレス・オルデンバーグ と、その妻コーシャ・ヴァン・ブリュッゲンの作品。カドルナ駅は空港からのエアポートトレインの発着もある重要な拠点駅。その駅前広場にあるオブジェは縫製の街だったミラノを象徴するオブジェとしても有名。糸の色にはミラノを走る地下鉄路線の色が使われていて、地上と地下を繋ぐという意味も兼ねている。
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ヨーロッパが誇る保養地、コモ湖の湖畔。

イタリア・ミラノの北部にあるコモ湖の湖畔は高級感あふれるイタリアンリゾートな雰囲気。コモ湖はローマ帝国の皇帝が保養のために訪れたとも言われ、現在ではハリウッドスターをはじめ、世界の富豪が別荘を所有する避暑地で、ヨーロッパ映画に登場しそうな、フォトジェニックな風景が広がっている。湖を周遊する船や丘に登るケーブルカーもあり、湖を満喫できるのも魅力。コモ湖の近辺は美しい自然から生み出されるシルクが有名。
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無造作に置かれた窓際の書庫。

コモ(Como)の近くにあるプリント生地メーカー。無造作に置かれた窓際の書庫。そこにはたくさんのプリント生地スワッチがファイルされ、NARA CAMICIEの歴史が保存されている。NARA CAMICIEで人気のフラワーやドットモチーフプリントはここから生まれた。イタリアならではの色使いや独創的で芸術的なプリントデザインが特徴的。これからも新たなプリントデザインが生み出され、ファイルの厚みを増すことを楽しみにしたい。
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イタリア・ミラノを代表する鉄道駅。

ミラノ中央駅のプラットホーム(Stazione di Milano Centrale)はミラネーゼや大きなトランクを持った旅行者など、ミラノを行き来する人々が利用するハブステーション。天井を見上げると、ガラス張りでホームを明るく照らし、柔らかな曲線でアーチを描いたアーケードが広がっています。このアーケードは1930年代ムッソリーニ首相時代に導入されたそうです。1970年に公開されたイタリア映画「ひまわり」や2001年に公開された邦画「冷静と情熱のあいだ」のエンディングシーンでも登場した有名な場所です。
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